【予算別】この冬を快適に過ごす「あったか家電」 パネルヒーター、ふとん乾燥機、スチーム加湿器

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ダイキン  セラムヒート ERFT11ZS-T
ダイキン「セラムヒート ERFT11ZS-T」(実勢価格3万3000円)。遠赤外線効果の高いセラミックコーティングシーズヒーターを2本搭載し、体をしっかりと暖めてくれる。人感センサーを搭載しており、人を検知しなくなるとパワーダウンし、15分後には自動停止する仕組み。省エネ運転ができるリズムモードなども搭載する(画像:ダイキン)

2万円以上の予算があるなら、しっかりと暖まる暖房器具を用意したい。

電気ヒーターをメイン暖房として使うなら、遠赤外線効果でしっかり暖まれるシーズヒータータイプを選ぼう。その中でおすすめなのが、ダイキンの「セラムヒート ERFT11ZS-T」だ。特に人に吸収されやすい3~20ミクロンの波長域の遠赤外線を放射することで、体の芯から暖まることができる。このため、暖かさが長く持続するのだ。一度暖まった後はパワーを下げても体が暖かいので、消費電力を抑えることができる。

さらにセラムヒートは遠赤外線が、1.8メートル離れていても暖かさを届けられるため、広い空間でも使用可能。家族が集まる空間でも左右に首振りすることで1人1人を暖めることができます。

そして冬場の生活空間を快適にするもうひとつのポイントが湿度だ。部屋が乾燥すると、より寒さを感じるようになり、ウイルスや雑菌が飛散しやすくなるため、風邪などもひきやすくなる。適度に加湿することで、過ごしやすくなり、同時に体のケアができるのだ。

冬の加湿器なら、スチームタイプがおすすめ

加湿器にはお湯を沸かして水蒸気を作るスチームタイプと、超音波で水をミストにする超音波タイプがある。それぞれにメリットデメリットがあるのだが、冬場の加湿に使うなら、スチームタイプがおすすめだ。

象印「スチーム式加湿器 EE-DE50」(実勢価格2万2000円)。4リットルのタンクを搭載した8畳用の加湿器。湿度センサーと室温センサーを搭載し、湿度を自動で3段階にコントロールできる。「クエン酸洗浄モード」を搭載しており、メンテナンスが楽なのも魅力だ(画像:象印)

たとえば、象印マホービンの「スチーム式加湿器 EE-DE50」はお湯を一旦沸騰させてから、65℃まで冷ましてスチームを発生させる仕組み。このため、清潔な蒸気で加湿できる。超音波式と比べると消費電力が高いのが欠点ではあるが、スチームによる加湿は部屋の温度も上げる。

「しっかり」加湿でも最長8時間加湿できるため、就寝中の加湿にも最適。入・切が設定できるデュアルタイマー機能も備えている。エアコンやヒーターと組み合わせて加湿するのがおすすめだ。

冬場の生活空間を快適にするために、暖房器具は欠かせない。ベースとなるのがエアコンなのは間違いないのだが、簡単に買い換えられないだけに、他の暖房機器と組み合わせて使うようにしたい。ピンポイントですばやく暖められるヒーターや加湿器などを組み合わせて、快適に過ごせるようにしよう。

コヤマ タカヒロ デジタル&家電ライター

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Takahiro Koyama

1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。パソコンやデジタル機器、家電製品など電気が流れる機器と、それらにまつわるビジネスについてさまざまな媒体にて執筆活動を展開。得意分野は家電とデジタル機器がクロスする部分。また、米・食味鑑定士の資格も有しており、炊飯器など調理家電の評価・検証にはより力を入れている。

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