1つめは「お墓」についてです。
お墓の問題は意外に根が深く、誰が継ぐのか、誰がどのお墓に入るのか、お墓をつくるならどこがいいのか、墓じまいはどうするかなど、じつはさまざまな課題をはらんでいます。
たとえば、両親は静岡県在住、長男は東京で就職・結婚し、長女は実家の近くに嫁ぎ、次男は大阪で就職・結婚したというケース。
これからお墓をつくるなら、どこにつくればいいのでしょう?
お墓の場所に正解はない
家族会議で意見を聞いてみると……。
そして当の親は「子どもたちにまかせる」という考えでした。
お墓の場所に正解はありません。しかし、上記のように三者三様の考えを持っていることは、話し合うまではわからなかったことです。
それに、お墓は長男が継がなければならないものではありませんし、名字が違うから継げない・入れないというわけでもありません。
また、少子化の今は、子世代に子どもがいないという場合も考えられます。
墓じまいなども含めて、家族で話し合っておきましょう。
まずは「なんとなく」でもいいので、それぞれの希望と現実をすり合わせておくことが大切です。
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