【墓・相続⋯】正月「家族会議で話したい」3つの事 「モメないため」皆が集まる場こそ「大事な話」を

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お墓、相続、老後の住まい。「縁起でもない話をするな」と言う人もいるかもしれません。また、話しづらいから、避けているという人も少なくないでしょう。

でも、これらはあらかじめ話し合って、お互いの気持ちを知っておいたほうがいい問題です。

「ベストな選択」のためには「プロへの相談」も

もちろん、これらの問題に正解はありません。

とはいえ、プロではないのですから、本人の意思や家族の事情を考慮したうえで、ベストな選択ができるかどうかはわかりません。

迷ったら、家族会議で話し合ったうえで、専門家に相談してみるのも手です。

たとえば、相続や遺言については、行政書士、司法書士、弁護士などの専門家に相談できます。老後の住まいについては、地域包括支援センターなどで相談に乗ってくれます。

地元で信頼できる専門家とつながっておけば安心ですし、何かあったときに相談しやすくなります。

私自身、たくさんの人の相続、お墓、老後の住まいについての相談をお受けしています

いざとなってからではなく、「早めに準備をしていた人」のほうが、よりよい選択ができるというケースをたくさん目にしています。

繰り返しますが、皆が集まるお正月は、家族でざっくばらんに話し合いをする絶好の機会です。

ぜひ、家族会議を開き、「皆がずっと安心できる準備」をしておくことを強くおすすめします。

松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家

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まつお・たくや / Takuya Matsuo

行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家。

行政書士松尾拓也事務所代表、有限会社三愛代表取締役。

1973年北海道生まれ。父親が創業した石材店で墓石の営業に従事する傍ら、相続や終活などの相談を受けることが増えたため、すでに取得していた行政書士資格を活かし、相続・遺言相談をメイン業務として行うようになる。

信条は、相談者からの困り事に「トータルで寄り添う」こと。家族信託や身元保証など「新しい終活対策」についても積極的に取り組み、ライフプランや資産管理などの相談に応えるためにファイナンシャル・プランナー、住み替えニーズなどの相談に応えるために宅地建物取引士の資格を取得。ほかにも家族信託専門士、相続診断士、終活カウンセラー、お墓ディレクター1 級など、終活にまつわるさまざまな資格を取得する。

一人ひとりの「ライフエンディングシーン」(人生の終末期)で、最も頼りになるパートナーとなるべく、全方位視点で積極的な事業展開を行っている。

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