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トヨタとホンダ、安全運転領域で初コラボの意味 クルマやバイクなどの混合交通を意識した内容

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迫りくる二輪車の速度を誤認する状況(筆者撮影)

③は特別メニューのハイライトだ。交差点を直進してくる二輪車との距離感覚をつかむため、事前に交差点を直進してくる四輪車との見え方の違いについて車速を伏せた状態で体感した。二輪車と四輪車は同じ30km/hで交差点に進入したが、結果、参加者全員が二輪車の速度が遅いと誤認した。

また、四輪車と比較して二輪車は面積が小さいため、四輪車よりも遠くにいると誤認されることが多いとインストラクターから告げられる。事実、今回の講習でも安全に自車が曲がれるタイミングを二輪車と四輪車で比較した場合、参加者の多くが四輪車に対して1秒程度、遅い傾向、つまり二輪車が遠くにいるという誤った距離感覚であることがわかった。

夜間や荒天時は視界の悪化から二輪車の発見がさらに遅れることから、二輪車や自転車、電動キックボードなど小さい乗り物に対する意識を日頃から高めることが重要だ。参加者はこれらの体験を通じて、安全に右折開始ができるタイミングを改めて再確認した。

今後の安全運転領域でのコラボに期待

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筆者は一般財団法人・全日本交通安全協会・二輪車安全運転推進委員会の指導員として30年間、四輪車では安全運転インストラクターとして22年間、それぞれ活動しているが、交通事故の抑制にはライダー/ドライバーの相互理解が求められているのだと痛感した。トヨタとホンダではこうしたコラボレーション活動を継続し、将来的には規模を拡大しつつ、開催国も増やしていきたいという。

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