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作者亡くなり18年『わかったさん』復活の軌跡 挿絵担当・永井郁子さんが悩みながら奮闘

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でも、仕事が好きなんです。自分が作り上げたものが社会に流通して、認められて、たくさんの人たちに喜んでもらえるのが好き。そのために必要だから本も読むし、映画も観るし、絵も描きます。

だからこうやって今回、『わかったさん』の新刊発売を喜んでくれる人たちがたくさんいるのは、本当に夢のよう。

実は今、次作の『わかったさん』も執筆中で、来夏には発売予定です。

今後も『わかったさん』シリーズを引き続き書いていきたいし、まったく別の構想としては、30年以上趣味で続けている茶道を軸にした時代ものの作品にもチャレンジしたいなって思っています。

永井さんの自宅には、本格的な茶器がズラリ。取材時には永井さん自ら略式でお茶を立てて、振る舞ってくださいました。「大好きな茶道とともに日常があります」と永井さん(写真:Woman type)

絶対に実現したいから、今時代ものの映画を片っ端から見ては研究中。

仕事を通してかなえたいことが明確にあると、文章が苦手というコンプレックスとかも引っ込んじゃうんですよ。落ち込んでるひまがあったら、やるか!って。

今やってみたいことがあるけれど、踏み出すのは不安……という方は、好きなことならぜひやってみてください。

多少向いてなくても、苦手なことでも、走り続けられる目的があるならきっとできます。若い人たちはまだまだ時間もたっぷりありますしね。

私もこれからやりたいことは山ほどあります。夢がふくらみますね。

(写真:Woman type)

書籍情報

『わかったさんのスイートポテト』(あかね書房)

1987年の1巻発売後からたくさんの読者に読みつがれているロングセラーのわかったさん。

作家・寺村輝夫の発想を絵として形にしてきた永井郁子が、世界観ごと受けついで物語と絵を描き、新たに「わかったさんのあたらしいおかしシリーズ」として刊行をスタートします!

クリーニングの配達中にサツマイモほりを手伝ったわかったさん、気がつけばスイートポテトを食べたいというヤーぼっちゃんのために、あっちこっちへ走りまわることに…!?

>>詳細はこちら

取材・文・撮影・編集/光谷麻里(編集部)

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