O2Oビジネスの原動力、ソーシャルメディアによる消費社会の再構築《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第3回》
現在は、ソーシャルメディアとスマートフォンにより、上記の大量消費社会が解体され、新しい消費社会へ再構築されようとしている。人と人の共感をベースにした新しい購買慣習が形成される。若い世代を中心に自分の情報をリアルタイムにオープンにし、時間の過ごし方、趣味・嗜好を広く共有し合うという新しいライフスタイル、価値観が形成されている。
ソーシャルメディアを使って形づくられる消費者の集合知によって、企業より消費者が力を持つ時代に変わろうとしている。
O2Oビジネスの原動力となるソーシャルメディアは、新しい消費行動を生み出し、消費社会を再構築する可能性を秘めている。企業は、ソーシャルメディアの特性を十分に理解し、消費者と誠実に対話し、企業価値を高めていくことが必要だ。
(ITアナリスト・松浦 由美子 =東洋経済オンライン)
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