ベトナムの超人気ピザ4P’s日本上陸までの道程 「ピザで世界に変化を」日本人が40店舗を経営
東京店のコンセプトは、日本で解決していくべき課題「幸福度の低さ」に焦点をあて、「Earth to People -Oneness-」となっている。各国の店舗の中でもとくに、生産者、料理をする人、デザイナーなど、人々のつながりを感じられる料理や空間、体験が提供できるようつくったのだそうだ。
食べ物を育てる地球や、作り手とのつながりを感じられる取り組みの1つとして、「食べる瞑想」という音声ガイダンスのプログラムも取り入れられている。
デザインは日本、制作はベトナムの家具職人
ユニーク、かつ国を超えてのつながりが感じられるのが木製のいすだ。デザイン、監修は立川にある田中デザインプロダクトが担当。ベトナムに自生するタマリンドやケイジャンウッド、ダナン近郊産のベトナムアカシアなどを使用し、丸みのあるフォルムのしっかりしたいすをデザインした。実際に制作したのはベトナムの設計事務所。ベトナムの家具職人が中心となり、日本の技術を活かして難しいフォルムを再現したそうだ。
こうした取り組みには、技術や知恵が国を超えて相互に影響し合い、また新たなアイディアやイノベーションが生まれる予感も感じさせる。
以上、非常にコンセプチュアルなブランドで、メッセージにも大いに賛成したいのだが、気になるのがお金のことだ。
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