ベトナムの超人気ピザ4P’s日本上陸までの道程 「ピザで世界に変化を」日本人が40店舗を経営

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Pizza4P’s
ベトナム発のピザチェーン、Pizza 4P’s。2023年11月24日、麻布台ヒルズの東京店オープン。現在も1カ月先までの予約はほぼ埋まっている(撮影:尾形文繁)

ピザと言えばイタリアンのお店か、あるいは宅配ピザで食べる人が多いだろう。

一方今、世界的に注目が高まっているのがベトナム発ピザチェーンの動向だ。東京にも2023年11月24日、麻布台ヒルズにPizza 4P’s TOKYOとしてオープンした。

Pizza4P’sTOKYO
麻布台ヒルズのPizza 4P’s TOKYOの店内(撮影:尾形文繁)

5カ国12都市で展開しているPizza 4P’s

Pizza 4P’sは2011年にベトナム、ホーチミンで開業、今ではベトナム、カンボジア、インド、インドネシアなど、40店舗を5カ国12都市に展開している。

看板メニューは「4P’sシグネチャー ブッラータ、生ハム、ルッコラ」(3480円)。自家製のブッラータチーズが丸のまま生地の中央にのっていて、ルッコラ、生ハムとの鮮やかな取り合わせがフォトジェニックだ。

4Psシグネチャー ブッラータ、生ハム、ルッコラ
「4P’sシグネチャー ブッラータ、生ハム、ルッコラ」(3480円)。具材もさることながら、生地の食感や味わいがしっかり感じられるのが特徴(撮影:尾形文繁)

素焼きのピザ生地の味わい、生ハムとソースの旨みをチーズがクリーミーに包み込み、ルッコラがピリッと爽やかさを添える。

生地を焼いた後にフレッシュな具材をのせるタイプなので、温かくふわっとしたナポリ生地と冷たい具材、温感や歯応えの違いも味のアクセントとなる。

素材をそのまま1つひとつ味わえるようなシンプルな味付けで、冷えたスパークリングワインなどと合わせたいピザだ。

【画像】店内でチーズを作る様子、本来廃棄されるホエイを使ったビール、東京オリジナルピザ「すじ青海苔とおかひじき あさり」、柿とブッラータチーズ」、味噌を使ったバーニャカウダー、西京焼きにした深みのある鮭の味がアクセントのピザ、人気の「白いティラミス」​など
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