ジャケット姿がだらしない男性に欠けている視点 立場に合わせた一段上の「着こなしの視点」

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(写真:maroke/PIXTA)

立場とともにプレゼンスも上昇すると、ちょっとした着こなしミスが噂になります。組閣写真におけるモーニング姿の石破総理の着こなしが「だらしない」と話題になった件は、記憶に新しいですね。

にもかかわらず「シャツインしたお腹まわりはズレやすく、結果的にだらしない」という印象リスクを見逃している方が多いのです。とくにノーネクタイ主流の今、ジャケットのウエストまわりは目立つもの。

そこで今回は、これまで言語化されてこなかった「着こなし盲点」を解説します。

ベルトを締めたお腹まわりでも、だらしなく見える理由

どうしてもシャツシワが悪目立ちするお腹まわり(写真:筆者撮影)

あの組閣写真から、ビジネスマンが学ぶべきは「ドレス感ある服も、だらしなく見えるリスクがある」ということ。言われてみると「サイズ感OKのジャケット姿なのに、なぜかだらしない」ビジネスマンを見かけませんか。

「サスペンダーを合わせる」モーニングとは違い、ジャケット姿がだらしなく見える原因は、「パンツのはき位置」や、「ベルトの締め付け」にあります。たとえば恰幅よい方は「ベルトを締めても、はき位置ズレでパンツが下がって見えやすい」ですし、やせ型の場合「ベルトの締め付けによっては、シャツ生地に余計なシワが生じやすい」のです。

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