そもそも男性は、ポケットに財布やスマホを入れがち。その重みでパンツがズレ落ちないよう「ベルトを締めすぎている方」をよく見かけます。この違和感に気づいたビジネスマンは、「なるべくパンツのポケットに物を入れない」という対策に留まらず、パンツ内側に「滑り止め」をつけている方もいらっしゃるのでは。
紳士服量販店でスーツ購入の経験がある方でしたら、誰もが耳にしたことがあるオプション「滑り止め」は、シャツ生地のズレを軽減してくれるゴムのパーツ。1000円未満でつけられる、オプションとして活躍しますが、それでもノーネクタイ姿のシャツインでは、十分な解決策とは言い切れません。
そこで私は、秋冬ジャケットの着こなしとして、2つの提案をしています。
ウエストまわりを隠す「秋冬の着こなし」
結論からお伝えすると、「ウエストまわりを隠してしまう」ジャケットの着こなしがおすすめ。ひとつは、ネクタイもしくは薄手ニットで、シンプルに「シャツのズレ」を隠します。もうひとつは、そもそもワイシャツ代わりに「Tシャツ感覚の薄手ニット」という着こなしです。
20~30代の若者に多い「ワイシャツ以外の着こなし」は、パンツのウエストを自然に隠せるため、お腹まわりを心配する必要もありません。
とはいえ職場の服装規定によっては許容されないため、その場合は「ワイシャツとハイゲージニットの着こなし」を検討してみてください。ジャケットとワイシャツの間に、ハイゲージニットを挟む着こなしは、昔からありますが、首型に注意しましょう。ワイシャツに合う首型は、カジュアル見えするクルーネックではなく、Vネックの首型です。
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