「仲良し家族」が守る"たった1つの決まりごと" 9割の人が知らない「家族仲を良くする」超簡単な方法
目標ベースのコミュニケーションとは、
・どうすればお客様にもっと喜んでもらえるか
・どうすればもっといい組織になるか
といった、目標達成に向かうコミュニケーションです。
対して、関係性ベースのコミュニケーションとは、例えば以下のようなものです。
・Cさんが辞めそうだ
・Dさんの言い方が気に食わない
・Eさんとは相性が悪い
お仕事で、人間関係で悩む人は本当に多いのですが、例えば、飲食店の店長に「いま、何で悩んでいますか?」と質問したときに、もしも関係性に関わるテーマしか出てこなければ、目標が低いグループ(烏合の衆・仲良しクラブ)の中にいると言えます。
逆に言えば、目標が高いグループ(葛藤と混乱・強いチーム)にいると、人間関係の問題は、ほとんどなくすことができます。人間関係の問題がなくなるなんてそんなバカな、と思われるでしょうが、どうやらそういうもののようです。人間関係に悩むより、目標達成に悩むことで、組織が健全し、成果が出るのです。
目標に向かう組織にとって関係性の話は取るに足らない
ちょっと極端な例ですが、想像してみてください。
あなたがいる部屋で、火事が起きたとします。そのときの組織の目標は、「いかに火を消すか」「いかに避難するか」というものになるはずです。
火の手が上がって目標に向かうときに、「水を汲んできて!」とか、「消防車呼んで!」と指示を出したときに、「その言い方はどうかな」とか「そういう言い方をする人と一緒に火を消したくないな」などと関係性ベースの問題を持ち出す人はいるでしょうか?
そうなんです。目標に向かう組織にとって、関係性の話は、取るに足らないテーマなのです。
目標に向かう組織は、関係性の問題の優先順位が落ちる。このことは、家族でも言えるわけです。家族の悩みは、何で悩んでいますか? おそらく、人間関係の問題がほとんどでしょう。
・相手の言い分を聞いているとイライラする
・最近会話が減ってきた
・喧嘩ばかりしている
これらは関係性ベースの悩みです。
つまり、いま皆さんが家族で悩んでいることは、悩む必要がないことかもしれません。まずは「共通の目標を持つ」こと。そこから始める必要があります。
では、どんな目標を掲げるべきなのか。それは次の機会でお話します。目標を掲げることの重要性を、心に刻みましょう。
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