「仲良し家族」が守る"たった1つの決まりごと" 9割の人が知らない「家族仲を良くする」超簡単な方法

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個人の能力で差がつきづらい、いわゆる草野球のような、地域の集団スポーツの場合、チームづくりによって結果が大きく変わると言われています。

全国でも通用する強いチームになることもあれば、地区大会の予選で敗退するような弱小チームにしかならないこともあるのです。

やっている種目自体は同じです。条件も、練習環境も、人材の質も多少の違いはあるにせよ、ほとんど変わらないにもかかわらず、なぜか強かったり弱かったりが生まれる。

ビジネスも同じです。同業他社と与えられた環境や条件が同じであったとしても、結果が大きく変わってきます。

あるチームは、ものすごく売上を伸ばし、とんでもない収益性を叩き出し、スタッフはやる気に燃え、離職がすくない、といった強い組織になる一方で、また別のあるチームは、誰もやる気を出さず、売上も伸びず、莫大な赤字を垂れ流し、毎月どんどん人が辞めていく、という状況に陥ってしまう。

この違いを生むものは何でしょうか? どうしてこんなにも違う結果になってしまうのでしょうか?

これが、私がビジネスの世界で、皆さんにチームづくりに取り組むことを勧める理由です。

仲良しクラブで満足してはいけない

私は、強いチームの定義を2つの軸でお伝えしています。1つは「仲間同士の関係性」、もう1つは「目標の高さ」です。この2つの軸で、チームを見る必要があります。

チームづくりというと、チーム内の人間関係だけが良ければいいと思う人がいますが、それではうまくいきません。仲良しクラブが出来上がるだけです。強いチーム、勝てるチームにしようと思えば、「目標の高さ」の軸がとても重要なのです。チームの種類を、先に挙げた2つの軸によって4つに分類してみましょう。

①「関係性」も「目標」も低い組織        … 「烏合の衆」
②「関係性」はいいけれど「目標」は低い組織   … 「仲良しクラブ」
③「目標」は高いけれど「関係性」がよくない組織 … 「葛藤と混乱」
④「目標」も「関係性」も高い組織        … 「強いチーム」

この4つの分類を、まず頭に叩き込んでください。仕事において、あなたの組織は上の4つのいずれのチームになっていますか? そしてあなたの家族はどうですか?

ひとまずそれぞれについて解説します。

次ページ結果の違いを生むものは何でしょうか?
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