「仲良し家族」が守る"たった1つの決まりごと" 9割の人が知らない「家族仲を良くする」超簡単な方法

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①「関係性」も「目標」も低い組織 … 「烏合の衆」

烏合の衆とは、カラスがあちこちを向いてバラバラでまとまりのない様子を表します。野球チームでいえば、誰も勝とうとしないし、やりたいこともバラバラでまとまらない状態です。

②「関係性」はいいけれど「目標」は低い組織 … 「仲良しクラブ」

関係性だけがいい状態を「仲良しクラブ」と呼びます。目標を下げて関係性を良くするのはカンタンな道です。「試合に勝たなくていいよ」「営業の目標は達成しなくていいよ」と目標を下げるので、様々な妥協が生まれます。飲み会に行っても、仲良く会話はできるのですが、目標の話は出てこないのが特徴です。

③「目標」は高いけれど「関係性」がよくない組織 … 「葛藤と混乱」

目標を高くすると、葛藤=ぶつかり合いや混乱が生まれます。野球で言えば、それまで「勝たなくていいよ」と目標を下げていたチームに、「やっぱり試合に勝ちたい」「全国大会に出場したい」というような高い目標を掲げると、何が起こるでしょうか。

・練習の頻度を変えなければいけない
・言いたくないダメ出しをしないといけない
・エラーをしてもへらへらと見過ごせない
・食習慣から見直さなければいけない
・ピッチャーをやりたがっている人を、忖度で使っていたけど、レギュラーから外したり、試合に出させないという決断が必要
・他所から優秀な選手をひっぱらなければいけない

というように、目標を変えると様々な課題が生まれます。すると、「そこまでやるつもりはなかった」とか「ついていけない」といったメンバーが必ず生まれます。この状態を組織用語で「葛藤と混乱」と言います。

④「目標」も「関係性」も高い組織 … 「強いチーム」

強いチームとは、共通の目標を持ちながら、かつ関係性が良い状態です。

目標を掲げると、人間関係の問題が気にならなくなる

この4つは大きく2つに分けると、目標の低いグループ=「烏合の衆」と「仲良しクラブ」、目標の高いグループ「葛藤と混乱」と「強いチーム」に分けられます。

目標の低いグループ(烏合の衆・仲良しクラブ)にいる場合、強いチームにすることはできません。まずは目標の高いグループにする必要があります。目標の高いグループの特徴は、コミュニケーションが「目標ベース」にであることです。一方、目標の低いグループのコミュニケーションは「関係性ベース」です。

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