とはいえ、完全子会社化となれば相応の資金が必要だ。TOB(株式公開買い付け)となった場合の想定価格は、マッコーリーキャピタル証券の試算によると4600円、完全子会社化となれば総額6400億円以上の大型買収案件となる。
ソニーは2026年度までの中期経営計画で、機動的な自己株式の取得を含めて1.8兆円という投資枠を設定している。
足元では楽曲版権の取得費用がかさんでおり、イギリスのロックバンド「ピンク・フロイド」や「クイーン」の権利取得に数百億円から数千億円単位で資金を投じていると報じられている。ゲーム事業でのスタジオ買収費用なども考えると、懐に大きな余裕があるわけではない。
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