あなたは気づいてる?部下が上司に抱く不満8選 部下は上司への不満を言わないまま辞めていく
そうなると会社としても本当の離職理由が把握できず、上司も自分が原因で部下が辞めていることに気づけません。これを放置すると、さらなる離職者が生まれます。
部下が上司に抱く8つの不満
では、部下は上司に対してどのような不満を抱くのでしょうか。
私が主宰する経営心理士講座では、「上司に対してどのような不満を抱いていますか」というテーマでディスカッションをしてもらい、その意見を集計しています。
これまで数百名の方にディスカッションしてもらっていますが、そこで出てくる答えは主に次の8つです。皆さんは次のような不満を上司に抱いていないでしょうか。
2.部下を育てる気がない、丸投げ、結果しか見ない
3.感情的になる、言い方や態度がきつい
4.約束を守らない、言うことがコロコロ変わる
5.人によって態度を変える、えこひいきする
6.責任をとらずに逃げる、決められない
7.仕事が遅い、レスが遅い、仕事ができない
8.指示が曖昧、業務量や締め切りの無茶ぶりがひどい
さらに受講生にこんな問いかけをします。
「上司は部下からこの不満を持たれていることに気づいていると思いますか?」
するとほとんどの受講生が「いや、気づいていないと思います。気づいていたら少しは態度を改めるでしょう」と答えます。それは実態としてそうだと思います。
つまり、上司は部下が上記の不満を持っていることに気づかないままマネジメントをし、その不満が原因で部下が離職していることにも気づかないということが、さまざまな現場で起きているのです。
ただ、これはご自身に対しても同様のことが言えます。ご自身も部下から同様の不満を持たれていて、その不満に気づいていない可能性があるのです。
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