――SNSなどを通じて他人の人生がより「見える化」された現代は、かつてより人々が「たられば」に翻弄されやすくなったように感じます。
政治も経済もテクノロジー進化も、社会が本当に混沌としていて、「未来がどうなるかわからない」という感覚を非常に多くの人が持っているように思います。「もし自分の人生がこうじゃなかったなら……」という想像力を、すごく刺激されやすい時代なのではないかと。
アニメやライトノベルなんかで「異世界転生もの」がはやっている背景にも、そういった事情があるかもしれません。「自分の人生がどうにでも分岐しうる」という感覚が、現代の多くの人の中にあると思います。
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