発達障害かもしれない人の信頼を失わない働き方 ADHD・自閉症併存の声優が22年間皆勤できた秘訣
1回寝かせるだけで、2つのいいところが素晴らしい相乗効果を生み出すのです。あなたの仕事のクオリティはぐっと上がるでしょう。
やるべきことを細かく書き出す
あなたは、同時進行で物事を進めることは得意ですか? 発達障害を持つ私は苦手です。苦手すぎて、たくさんの業務を抱えると、何から手を付けたらいいのかわからなくなり、頭からプシューッと煙が出てきます。
そんな私が見つけた非常にシンプルで効果的な方法があります。それは、ノートに「やるべきことをすべて書き出す」というものです。試しに、今日、私がやるべきことを書き出してみましょう。
「めっちゃ一杯やることあるわー」と思っていたのに、意外にそんなに多くないことに気づきました。さらに、近々に期限がやってくる、やらなければならないことを考えてみます。
こういうとき、100個くらい課題があるのではないか……という悲観的な気持ちになりませんか? でもとりあえず、書いてみます。
意外と少ない。100個くらいあるのでは、と思っていたのに、5個しかありません。一気に考えようとするから頭から煙が出るのです。
次に、それぞれの課題の横に、期限を書いていきましょう。業務には、「取り組めば1日で終わること」と、「日々コツコツ積み上げていかなければならないこと」の2種類があります。
私の場合で言えば、原稿を締め切りまでに仕上げることは、日々少しずつ進めていかなければ期限までにできないことです。この、日々少しずつ進めていかなければならないことに関しては、毎日どれくらい進めればいいかを、逆算して書き出すのです。
このように物事を細分化していけば、意外といけそうな気がしてきませんか? もしあなたが頭から煙が出そうになったときには、この、すべて書き出す方法を試してみてくださいね。プシューッとならずにすみます。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら