連続強盗「家族が生き残る家」の特徴と"10の武器" 防犯対策をしても強盗犯が突破してきたら…
また、これは侵入前の防犯にも繋がるが、家の中は完全に消灯するのではなく、玄関や勝手口など1カ所だけでも点けておくのがいいだろう。闇に隠れるように侵入してくる犯人にとっては不都合になり、侵入時の心理的な抑止力にもなる。
点いたり消えたりするような「不均一な照明」を設けておくと、侵入者の居心地が悪くなる効果がある。
長期留守中もライトを点けておくのは不経済だという家庭には、タイマー設定のできるライトや人感センサーのライトを導入するのがいい。
家の中にある「武器になる日用品」
さて、こうした対策をしたにもかかわらず、犯人が突破し、侵入してきてしまったら……。最終局面でできることはないのだろうか。
家の中で強盗と対峙した場合、身近にあるもので、即席の武器として使うことができるものがある。先述した柄の長い懐中電灯を筆頭に、使えるものを紹介していきたい。
傘やゴルフクラブ、野球用バットなどは、すでに護身用に用意している人も多いだろう。相手と距離を取りながら攻撃に転じることができる点で有効なものだ。
ただ、これらは先述した通り、敵の手に渡りやすい場所に置いてしまうと、かえって自らを危険に晒してしまうこともあるため、注意が必要だ。
キッチンで出くわしてしまった場合、包丁などのナイフ類は心理的なハードルも高く、こちらが怪我をしてしまう危険性もあるため、できれば避けたほうがいいだろう。フライパンや鍋のフタであれば、こちらからの攻撃だけでなく、相手からの攻撃の盾にすることもできる。
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