連続強盗「家族が生き残る家」の特徴と"10の武器" 防犯対策をしても強盗犯が突破してきたら…

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また、これは侵入前の防犯にも繋がるが、家の中は完全に消灯するのではなく、玄関や勝手口など1カ所だけでも点けておくのがいいだろう。闇に隠れるように侵入してくる犯人にとっては不都合になり、侵入時の心理的な抑止力にもなる。

点いたり消えたりするような「不均一な照明」を設けておくと、侵入者の居心地が悪くなる効果がある。

長期留守中もライトを点けておくのは不経済だという家庭には、タイマー設定のできるライトや人感センサーのライトを導入するのがいい。

家の中にある「武器になる日用品」

さて、こうした対策をしたにもかかわらず、犯人が突破し、侵入してきてしまったら……。最終局面でできることはないのだろうか。

家の中で強盗と対峙した場合、身近にあるもので、即席の武器として使うことができるものがある。先述した柄の長い懐中電灯を筆頭に、使えるものを紹介していきたい。

1. 柄の長い懐中電灯:強い光のものであれば目潰しになり、打撃の道具にもなる
2. 傘:特に長い傘は、距離を取って相手を突いたり、打撃を加えたりすることができる
3. ゴルフクラブや野球用バット:長さがあり、相手と距離を保ちながら打撃を与えられる
4. フライパン:重さがあるため、強力な打撃を与えることができる
5. 鍋のフタ:防御用の盾として使い、相手の攻撃を防ぐのにも使用できる
6. バッグ:ある程度の大きさと重さがあれば、相手を叩くのに有効で防御にも使える           
7. ベルト:バックル部分で打撃を与えたり、相手を絡め取って動きを制限できる
8. 雑誌や本:丸めて即席の棍棒にすることができ、意外と強い打撃を与えることが可能
9. 毛布や衣類などの布類:相手に被せるように投げることで視界を奪える
10. 消火器:噴射して視界を奪うだけでなく、カラーボールの役割にもなる。打撃に使用することも可能

傘やゴルフクラブ、野球用バットなどは、すでに護身用に用意している人も多いだろう。相手と距離を取りながら攻撃に転じることができる点で有効なものだ。

ただ、これらは先述した通り、敵の手に渡りやすい場所に置いてしまうと、かえって自らを危険に晒してしまうこともあるため、注意が必要だ。

キッチンで出くわしてしまった場合、包丁などのナイフ類は心理的なハードルも高く、こちらが怪我をしてしまう危険性もあるため、できれば避けたほうがいいだろう。フライパンや鍋のフタであれば、こちらからの攻撃だけでなく、相手からの攻撃の盾にすることもできる。

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