「"自死遺族"の苦しみ」24歳アイドル、告白の真相 椿野ゆうこさん物語(後編)

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そして椿野にはアイドルとして「かなえたい夢」がある。

アイドルとしてかなえたい夢は?

「一番はアイドルをずっと続けたいですね。30歳超えてもアイドル続けていたいです! 気象予報士になったと報告したら『アイドル卒業するの?』って声がたくさんあって。卒業はしません。続けます! またTIFにも出たいですね。そして、アイドルとして大きな会場で全国ツアーに行きたいですね。だからこそ、気象キャスターとしても頑張ります! 私が高校時代に元気をもらったように、次は私が元気を届けます!」

さらに今、椿野はグラビアアイドルとしても活躍している。

ひめもすオーケストラ 椿野ゆうこ
ひめもすオーケストラとしてZeppツアーを目指している(写真提供:ノースサウンド)

ただ明るくカワイイだけではない。人の悲しみやツラさに寄り添えるそんな人間性も兼ね備えている。

朝、気象キャスターとして天気と向き合い、夜はアイドルとしてパフォーマンスを披露する。

アイドルと気象予報士。その両立は始まったばかりだ。

彼女の進む先には寒暖差こそあれど、きっと爽快な青空が広がっているに違いない。

*この記事の前半:24歳「現役アイドル✕気象予報士」大胆すぎる挑戦の裏側

 
松原 大輔 編集者・ライター

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まつばら・だいすけ / Daisuke Matsubara

富山県出身。編集者・ライター・YouTubeプロデューサー。中央大学法学部卒。在学中より故・永谷修氏に師事。大学卒業後、講談社生活文化局にて編集見習いとなる。その後、文藝春秋『Sports Graphic Number』編集部などで編集者・記者を経て、2018年に独立。書籍の企画、編集や執筆活動、YouTubeの動画制作・プロデュース、アーティストマネジメントなどを行っている。

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