どこの店で食べようかチェックしながら、10分ほど歩いたろうか、無事に座席を確保。今回は「秩父名物豚味噌丼 ちんばた」と「フォーティントーキョー」に決めた。
ちんばたは、店名の通り秩父名物の豚味噌丼を扱う店である。秩父にある店は、開店前に行かないとものすごい行列になる、超人気店。私も行ったことがあり、まさかあの味を所沢で楽しめるとは思いもよらず、目を引かれた。
味噌豚だけでなく、これまた秩父名物のわらじカツやみそポテト、さらに人気ウイスキーのイチローズモルトも楽しめるのは「すごい」の一言。厨房では炭火で肉を焼く様子も見られ、食欲をそそる。味噌豚とわらじカツのW丼を注文した。
フォーティントーキョーは、所沢初進出の店。もともとベトナム・ハノイに1店舗のみ営業していたが、2019年に日本1号店として池袋に店をオープンしてから評判を呼び、新宿と吉祥寺に続き、新たに所沢にもオープンした。こうして街を並べると、所沢の地位向上は目覚ましいといえるのではないか。
メニューが「牛肉のフォー」1点勝負というのが潔い。こちらは「フードコートでフォー」という物珍しさもあってか結構並んでいる。
注文は券売機で行う。受け取った後は、カウンター横に用意している「秘伝チリソース」や「にんにく酢」「ニョクマム」といったトッピングを好きに盛るのも体験として面白い。
秩父とハノイの味を同時に食す…
さて、秩父とハノイの味がここにそろった。まず目を引くのが、丼の上に所狭しと鎮座するわらじカツである。
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