エミテラス所沢「巨大フードコート」に驚嘆の午後 所沢に誕生、話題の新スポットの"食の実力"は?

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エミテラスがオープンしたのは、西武鉄道の所沢車両工場があったエリアだ。総店舗数は142、埼玉県に初出店の店舗も22、さらに映画館も併設で、かなり大規模な施設といえる。

ただ一つ惜しいのは、駅直結ではないところか。駅西口を出ても、駅前に鎮座する「西武所沢S.C.」がさえぎってしまい、目に入らない。

それでも駅西口から延びる空中歩道をエミテラスのほうへと進む人はものすごい数である。その流れに乗り、西武所沢S.C.の中を通り抜けてエミテラスへと向かう。

西武所沢S.C.を抜ける
西武所沢S.C.を抜けると、ようやく見えてきた(筆者撮影)

こもれびフードホールがあるのは、1階。オープンから間もないこともあって施設全体がにぎわっているが、中でもこもれびフードホールはかなりの熱気を感じる。

そして、かなり広い。夏にオープンした、みなとみらいにある「横浜ワールドポーターズ」のフードコートは500席ほどで、ここもかなり広く感じたが、こちらは2倍の約1000席だ。

こもれびフードホール
約1000席と、超巨大なフードコートの「こもれびフードホール」(筆者撮影)

また、席の種類も豊富である。通常のテーブル席に、ファミレスのようなボックス席があると思えば、カフェ風のローテーブル・チェア、もちろんカウンターもある。

さらに、屋外のテラス席や靴を脱いで利用する「こあがり席」、予約制のパーティールームもあった。パーティールームはオープンから間もないこともあり、通常開放されていたが今後は予約制にするという。

ボックス席
ファミレスライクなボックス席。緑で遮蔽されていて、居心地も良さそうだ(筆者撮影)

店舗数は22。有名どころのチェーンとしては丸亀製麺、サーティワン アイスクリーム。さらに、ミスドやマックではなく、クリスピー・クリーム・ドーナツ、サブウェイ、フレッシュネスバーガーがあって、「普通なんだけど、ちょっと違って、それがいい」という絶妙な顔ぶれだ。

サブウェイ
サブウェイはかなり混んでいた(筆者撮影)

秩父の名店と、ハノイの味を楽しむ

それにしても人が多い。しかし、所沢という立地だからだろうか、都内のフードコートと比較して通路が何となくだが広く感じ、移動にストレスはそこまでない。

家族連れなど団体が多いので、競争率が低いとみられるカウンター席に照準を合わせてうろうろする。

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