20代男性の結婚相手「3割が年上」という驚く実態 かつては当たり前だった年下妻を選んだのは何%?
2023年の初婚同士結婚をした男性の年齢分布を分析すると、29歳までの男性が56%(13.0万件)、30歳以上が44%(10.3万件)と、圧倒的に20代までの若い男性の結婚が占めている。
ちなみに、2023年に初婚同士の結婚をした男性の結婚年齢の最頻値(結婚発生数がもっとも多い年齢)は27歳、そして、26歳、28歳の順となっている。
29歳までの若年男性の31%が年上妻を選択
筆者は現在、統計上の結婚適齢期の男女の親世代(昭和生まれ)であるが、結婚した際に、年下の男性(夫)と結婚したことを同窓会で告げると、男性からは驚愕の声があがった世代である。実際に当時は10組に1組程度しか年上妻カップルが存在しなかった。
しかし、時代は変わり初婚同士婚の25%(2023年)が年上妻となっている。それだけでも時代の変化を感じるが、これが29歳までの若年男性の結婚相手となると、さらに親世代には驚きのデータとなっている。
2023年において、年上妻を選んだ男性は31%、同年齢の妻を選んだ男性は32%、そして、かつては当たり前だった年下妻を選んだ男性は37%となった。若い男性にとって、初めての結婚相手となる女性の年齢と自分の年齢の上下関係は多様化し、統計的にはほぼ年齢に関してリベラルな選択となっていることが示された。
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