iPhone16新搭載「カメラボタン」使いこなすコツ 現状ではまだまだ「残念なポイント」がある

✎ 1〜 ✎ 144 ✎ 145 ✎ 146 ✎ 147
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

設定方法は次のとおりだ。まず、「設定」アプリで「カメラ」を開く。iPhone 16シリーズの場合、この中に「カメラコントロール」という項目が新設されている。ここをタップすると、カメラコントロール関連の設定を変更することができる。

標準では、「カメラを起動」の項目が「シングルクリック」になっているため、ここを「ダブルクリック」に変更すればいい。そのままの状態で、カメラコントロールをシングルクリックして、カメラが起動しないことを確認したらホーム画面に戻るようにしよう。逆に、カメラはよく使うため、シングルクリックに戻したいときにも、ここから設定することが可能だ。

拡大鏡やアプリのカメラ機能を呼び出す

カメラコントロールはカメラを起動するためのボタンだが、「カメラ=撮影」というわけではない。QRコードの読み取りや、目の前のものを画面上に拡大して表示するための「拡大鏡」機能にも、カメラは使われている。設定を変更することで、これらをカメラコントロールで呼び出せるようになる。

この設定の変更は、先に挙げた「設定」の「カメラ」で行う。ここで「カメラコントロール」という項目を開くと、先に変更した起動の仕方の下に、カメラコントロールで呼び出せる機能の一覧が表示されている。標準の撮影以外にしたいときには、その機能名をタップすればいい。

例えば、「コードスキャナー」を有効にすると、QRコードを読み取るための画面が起動する。ただし、通常のカメラアプリでも、iPhoneが、写っているものがQRコードだと認識した場合、URLなどが画面上に表示され、タップすることで操作ができる。そのため、あえてここをコードスキャナーにする必要性は薄い。逆に、もう1つ設定できる「拡大鏡」は、すぐに呼び出したい機能なだけに、カメラコントロールで起動できると便利だろう。

次ページあえてオフにもできるカメラコントロール
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事