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自由が丘に爆誕「都市型イオンモール」が持つ課題 開業から1年、多くの魅力を持つ施設だが疑問点も

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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実際、建築的にも階段はかなり前面に押し出されているが、小さい子どもがいるファミリー層にとっては、階段が中心だと少し不安に感じる部分も多いのではないか。 

屋上のHarappaについては、階段1カ所を登ることでしか行けないので、行くのはかなり大変である。  

また、店舗ラインナップについても「ファミリー層向け」というには「?」なラインナップである。ファミリー層向けで家族みんなが楽しめる、というよりはオールドエイジ向けのかなり落ち着いた印象のある店舗が多い。 

ただ、4階には学習塾のTOMASがあり、子どもが塾で勉強している間に親がそこにあるカフェなどで休む……想定をしているのかもしれないが、その割にはカフェは1軒だけで、長時間ここで待つ、という感じもしない。 

このように考えても、ターゲットと施設の作りがちぐはぐな感じを受けてしまう。 

実際、ネットでレビューを検索していても、「店のチョイスは、ちょっと微妙かも?」といった声は複数確認することができる。

ペットタウン・自由が丘なのに…

次に②だ。そもそも、施設の方向性自体が、自由が丘という街にふさわしいのかどうか。 

例えば、それは「ペットの立ち入り」がかなり厳しく管理されている点に感じる。ペットを連れて入ることができるのは2階のレストランのテラス席のみで、それ以外はキャリーに入れてもNGなのだという。  

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【店のチョイスはややブレがある感じ…?】

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