趣味で宅建取得の彼女が「仕事は金融一筋」な理由 引っ越し30回・日課は「物件チェック」で"充実"

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――でも、今は分譲マンションを購入したんですよね? 一世一代の買い物だし、そう簡単に引っ越せないのではと思うのですが。

八木さん:物件購入は投資も兼ねると思っていますし、一世一代の買い物とまでは考えていないんです。人に貸したり、売却したりすることを考えるのも、自分の経験になってワクワクします。

たしかに大きなお金が動くので慎重に考えますが、値崩れしない物件を探すのに燃えますね。
八木さん
(写真:Woman type)

――理屈は分かりますけど……住宅ローンとか、税金とか、お金周りも難しそうじゃないですか?

八木さん:20代の頃、派遣先の銀行で住宅ローン業務を担当したことがあって。だから基本的な知識はありますし、実はその時に宅建も取ったんですよ。

――宅建!? 2023年の合格率は17.2%と、結構難しい資格ですよね?

八木さん:お客さまの物件情報を扱う中で興味が湧いて、何度か受験して取得しました。

当時から将来的に家を買いたいと思っていたので、そのために勉強したい気持ちもありましたね。

結果的に法律や税金関係に強くなれて、お金のシミュレーションがしやすくなりました。皆さんが難しいと感じる分野なので、同僚に質問されることもあります。勉強しておいてよかったですね。

仕事は堅実に、引っ越しで人生の波をつくる

――とはいえ引っ越しをすると、まとまったお金が出ていってしまいますよね?

八木さん:そこは仕事を頑張るしかないと思います。家に限らず、自分が欲しいものを手に入れようと思ったら、その分頑張らないといけないのは変わらないので。

楽しいことをするには、仕事できちんと土台を築かないといけない。だから私は金融系の仕事を地道に続けることを大事にしてきました。

――仕事は堅実というか、手堅いんですね。

八木さん:私は仕事とプライベートを切り分けて、メリハリをつけたいんです。だから新卒のときはそれが実現できそうな銀行に就職して、そこからずっと金融業界にいます。

同じ理由で、フルリモートも苦手なんですよ。たまにリモートワークをするのはいいけど、基本的には職場で仕事に集中して、帰宅後に自分の好きな空間でリラックスしたい。
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