"プロ"が教える時短できる豚汁の「冷凍」方法2つ 冷凍で「食感」が変わる食材はどうすればいい?

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3:解凍するときは様子を見ながら加熱

容器のふたをずらして電子レンジ(500W)で350g(1食分程度)につき5分30秒加熱します。まだ凍っている部分がある場合は、一度混ぜてからさらに1分ずつ様子を見ながら加熱。

ふたをずらして加熱
(出所:『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』)

冷凍ストックで簡単! 肉じゃがの作り方

時間も手間もかかる肉じゃがも、生のまま材料を切って調味料といっしょに冷凍しておけば時短で完成させられます。保存の目安は2週間です。

「冷凍に不向き」とされがちなじゃがいもも、小さめに切って生のまま冷凍し、凍ったまま加熱調理すれば大丈夫。調理後もホクホクとした、じゃがいもらしい食感が味わえます。

冷凍の方法

1:牛薄切り肉150gは食べやすい大きさに切ります。じゃがいも2個は皮をむき、約4㎝の大きさにカット。

にんじん1/4本はじゃがいもより小さめの乱切りに、玉ねぎ1個はくし形切りに。しょうが1/2片は薄切りに。いんげん3本は3等分に切ります。

2:しょうゆ大さじ3、みりん・酒各大さじ2、砂糖大さじ1、サラダ油大さじ1/2、だし汁100㎖を混ぜ合わせ、Lサイズの冷凍用保存袋に入れます。

袋に、牛肉、玉ねぎ、にんじん、しょうが、じゃがいも、いんげんの順で具材が重ならないように入れ、口を閉じて平らな状態で冷凍。

解凍方法(食べ方)

1:鍋に凍ったまま保存袋の中身(肉じゃがの材料すべて)を入れ、いんげんを箸で取り出します。水100㎖を加え、ふたをして中火で熱します。

全体が溶けてきたら軽くほぐして混ぜ、落としぶた(アルミホイルやオーブンシートでも可)をして、野菜がやわらかくなるまで8~10分煮ます。

2:取っておいたいんげんを鍋に加え、ふたを外して5分ほど煮詰め、火を止めます。そのまま5~10分ほど置いて味をなじませて。余熱でも火が入るため、ちょうどよい煮え加減の一歩手前で火を止めるのがコツです。

【写真】具だくさんで栄養たっぷりの豚汁、冷凍方法は2パターン。そのやり方とは?(写真11枚)
ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!
『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
(監修)ニチレイフーズ
ニチレイフーズ

1945年、「日本冷蔵株式会社(現・株式会社ニチレイ)」創立ののち、2005年、同社の持株会社体制移行に伴い、設立。日本における冷凍食品のフロンティアカンパニーとして、研究開発・調達・生産・販売・物流の能力をフル活用。チャーハンや焼おにぎりなどの主食系メニューをはじめ、から揚げやハンバーグなどのおかずメニュー、今川焼などのおやつメニューや冷凍野菜まで、簡便調理とおいしさを両立した豊富なラインアップで生活者から人気が高い。「冷凍で食を豊かに」というテーマで発信している「ほほえみごはん」のサイトは、年間約9000万PV(2022年度実績)、満足度96%(自社調べ)を誇る。

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