コストコとイケアはフードコートも侮れない 日本人が夢中になるメニューの仕掛け

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さて、出入口付近で展開されている「スウェーデンフードマーケット」では、イケアの「レストラン」や「ビストロ」で提供されている食材を購入することができます。

定番は「ビストロ」で提供されるホットドック用の材料でしょう。パンとソーセージはセット販売でお得になっていますし、トッピングのローストオニオンやピクルスもあります。

サーモンやビール、菓子など北欧食材を自宅でも

北欧といえばサーモンを思い浮かべる方も多いでしょう。スモークサーモンはもちろん、サラダにぴったりのマリネや料理に最適なフィレなど、使いやすい冷凍パックで販売。ほかにも人気のミートボールやポテトグラタン、チーズパイなど、オリジナルの冷凍総菜が意外に充実しています。

最近流行のフルーツ入りシリアル「ミューズリー」やパン、ビスケット、ジャムなどの朝食向け食材、ワインやラガービールなどのアルコール類も扱っています。

入口にはイケアの家具と食器による盛り付け例やディスプレイもあり、食卓のイメージが膨らみます。

2016年度の事業戦略として、「IKEA FOOD」に、近年のヘルシー志向のトレンドを取り入れていくことを発表しているイケア。最新のカタログでも、「イケアで食事しよう」をキャッチフレーズに、同社のお皿に盛り付けられたオリジナルの食材が多数紹介されているほか、「ビストロ」や「レストラン」の新メニューも出ています。

本連載の次回記事では刷新されたイケアの「レストラン」に、スポットを当ててご紹介します。

石山 真紀 フリーライター・売り場研究家

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いしやま まき / Ishiyama Maki

法政大学卒業後、食品企業で販売の現場に携わる。その後、流通コンサルタント企業へ転身。結婚による退職後、物流業界新聞社、流通業界雑誌社を経て、2008年よりフリー。現在は流通専門誌や弦楽器専門誌などでも取材・執筆・編集に携わるほか、売り場づくりやマーチャンダイジングの研究も行っている。
 

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