偏差値30台→東大合格した彼女の「カフェ活用法」 「あらゆる空き時間」を勉強に使うためのコツ

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①空き時間の「長さ」から勉強道具を決める

その日のスケジュールから、カフェで勉強できるのが15分くらいの比較的短い時間なのか、2時間以上といった長い時間なのか、その間くらいなのかを判断し、用意するものを決めます。

【例】
●15分くらいの短い時間しかとれなさそう
→1問1答などかんたんな問題集
●2時間以上といった長い時間がとれそう
→模試や過去問
●中間くらい
→じっくり解くタイプの問題集、まとめノートづくりをするためのノートと参考書

勉強量に比して重くないカバン

②カバンが重くなりすぎないようにする

会社帰りにカフェで勉強する場合、カバンには普段の持ち物に加えて、勉強道具も持ち歩くことになります。そこで生じるのが「カバンが重すぎる問題」です。

『夢を先送りしない勉強法』書影
『夢を先送りしない勉強法』(技術評論社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

カバンがパンパンになり、重すぎて行き帰りだけで疲れやストレスにつながるならば、肝心の勉強に集中できなくなって元も子もありません。また、その日にやるべきことがぼやけてしまい、結果的に勉強効率が下がってしまうことも。

「ほかの人はどうしているんだろう……?」

そう思ったときに気づいたのが、勉強ができる人のカバンは、意外にも「勉強量に比して重くない」ということ。本人たちによると、「ムダなことは極力省くようにしたいから」とのこと。

私は受験生時代、この言葉にハッとさせられて以来、カバンの中身をできる限り軽量化することにしています。「あれもこれもやろう」ではなく、「このくらいの空き時間があるからこれをやろう」と潔く決断することが大切です。

石黒 由華
いしぐろ ゆか / Yuka Ishiguro

東京大学卒業。学生時代から20年以上勉強法を研究し、「だれでも、どんなに時間がなくても結果の出る勉強法」を考案。勉強でさまざまな夢を叶える。学級崩壊しているクラスで偏差値30台だったところから独自の勉強法を確立し、早慶上智、東大に逆転合格。大学では教育学を学ぶ傍ら、大学受験雑誌のライター、全国模試の採点アルバイトを経験し、結果の出る勉強法をさらに深く研究。卒業後は、約500倍の倍率を突破しマスコミ企業に就職。その後も限られた時間の中で仕事と勉強を両立、英語・IT・会計など8つの資格を「独学」で取得し、昇進やキャリアアップを果たす。中でも、英語では「TOEIC950点超」を取得。結婚・出産後も約半年で東大大学院に合格。

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