ロールス・ロイス、ユーザー層若返りのロジック 高級SUV「カリナン」から始まるブランド戦略

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カリナン・シリーズⅡのサイドシルエット
カリナン・シリーズⅡのサイドシルエット(写真:ロールス・ロイス・モーター・カーズ)

伝統的にロールス・ロイスを好んできた層は、冒頭で触れたように”自分はまだロールス・ロイスには早すぎる”などと抑制を利かせてきたのが日本市場。「ただし、このところ、そういう方にも変化が見られて、自分は乗ってもいいのだと思うようになってきているのではないでしょうか」とニッケイン氏。その後押しも重要と言う。

格式だけではなく、親しみやすさ

カリナン・シリーズⅡに乗るニッケイン氏
カリナン・シリーズⅡに乗るニッケイン氏(写真:ロールス・ロイス・モーター・カーズ)

「過去にほかのブランドで日本に携わっていた経験もあり、日本の市場の難しさはもちろんわかっていて、それを教訓に生かせたらと考えています。たとえば顧客層を若返らせるのにも、ブランドの定着力が強いぶん、ほかのアジア諸国に比べて、時間がかかっているのが日本市場です」

ニッケイン氏は、カリナン・シリーズⅡの発表会場を見渡してから、言葉を続ける。

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「以前だったら、新しいことを提案しても、“それは日本ではできません”て言われることもありました。イベントにおいてハイチェアはお客様に合わない、とか。でも、やるんです(笑)。ロールス・ロイスは王様や女王様だけのブランドではなく、より親しみやすいブランドだとイメージを変えていくのも、私たちが推し進めていくモダナイズの一環だと思っています」。そうインタビューは締めくくられた。

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小川 フミオ モータージャーナリスト

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おがわ ふみお / Fumio Ogawa

慶應義塾大学文学部卒。複数の自動車誌やグルメ誌の編集長を歴任。そのあとフリーランスとして、クルマ、グルメ、デザイン、ホテルなどライフスタイル全般を手がける。寄稿媒体は週刊誌や月刊誌などの雑誌と新聞社やライフスタイル誌のウェブサイト中心。

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