12月1日の会社説明会スタート前が勝負--学生指導に奮闘する法政大学キャリアセンター


法大では、入社5~6年目のOB・OGを呼ぶようにしている。ある程度年齢が近いほうが、学生にとって参考になることが多いだろうとの配慮からだ。業界研究セミナーは教室で講義形式で行うものと、軽く飲食をしながらの懇親会形式などいろいろな形式で開催している。OB・OGは母校で後輩に話すという気安さもあって、ざっくばらんに会社や業界について説明するため、学生からの評判は上々だ。

今年の就職戦線について法大キャリアセンターの喜嶋康太課長は、「12月から一気に説明会がスタートするので、スケジュール管理がたいへんになる。大手ばかりを回っていると、その間に中堅・中小の採用が終了してしまうということもありうる。大手と中堅・中小の両方に並行してアプローチしていく必要がある」という。

また、企業の採用意欲については「今のところ、企業の採用意欲は弱くないが、円高、欧州金融不安、タイの水害などで経済の先行き不透明感が強い。採用数については楽観できない」(喜嶋課長)としている。

詳しいデータはまだ集計されていないが、10月現在で法政大4年生の内定率は前年並みで約80%。いまだに内定を取れていない学生は数百人いる。法大では、これらの4年生向けの企業説明会を10月に学内で開催したが、11月末にも再度開催する。以前は、4年生向けの説明会を1月に開催していたが、それでは遅いので10、11月に開催することにした。また、4年生に対しては各自の携帯電話に求人情報を配信している。

(東洋経済HRオンライン編集長:田宮寛之)

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