①から⑨までの受け皿それぞれにメダルが入る確率をグラフに表すと、以下の以下のようになります。

このグラフのような、真ん中が一番高い数値で、その数値を軸に左右対称になっているものを一般に「二項分布」と言います。この二項分布は高校数学の数学Ⅱ・Bで学ぶ範囲であるため、複数の単元の学びが複合しています。
探究心はさまざまな学びにつながる
冒頭でも述べたとおり、自由研究はあくまで自分の興味のあるものを深掘りする機会であり、必ずしも勉強につなげなければいけないというわけではありません。当時の僕も、自分が好きでやっているメダルゲームについてもっと知りたい、という好奇心からこの研究を行ったのです。
しかし、このような探究心は、さまざまな学びにつながります。そしてさらに言えば、机に向かって、教科書とノートを使って学んでいるよりも、実際に自分自身で法則を見つけたり、公式を実験して確かめたりしたほうが格段に身につき、忘れにくくなります。
自由研究をやっかいなものととらえず、自分の興味を勉強につなげるチャンスだと思えれば、学問に対する新たな扉が開くかもしれません。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら