「黒い日傘をさす男性」に対する違和感の正体 ビジネスファッションに合う日傘の選び方

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つまり、正解はひとつではなく、「ビジネスファッションの方向で、求めるべき日傘のデザインも変わる」ということです。

進化が止まらない!男性日傘の近未来

撥水効果もある晴雨兼用の折り畳み傘は、文字通り、突然の雨にも対応可能ですので夕立の多いこれからの時期に活躍しますが、「雨傘との違い」を知っておく必要もあります。

晴雨兼用のものは、雨傘とは異なるため、完全防水ではありません。長時間の使用の場合、雨が染みこんでくる可能性もあるので、「雨が一日中続く」という予報の日には向いていませんし、また生地の劣化やカビを防ぐためにも、濡れた後は「完全に乾かす」というケアも必要です。この手の情報も、さほど認知されていないのではないでしょうか。私自身、今年になって晴雨兼用の折り畳み傘を購入して知りました。

今まさに男性の日傘は、「市民権」を得てきた状況です。取引先に日傘を持っていくことで、「アイスブレイクの話題」として盛り上がるレベルまで浸透してきました。今後さまざまな素材の日傘が増えていくことでしょう。市場が活性化していくことで、合わせ方の正解も変わっていくため、今後ますます男性の日傘から目が離せません。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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