気温差対策にも!「大判スカーフ」大人アレンジ術 ファッションエディターが教える秋のおしゃれ

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見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる
シーズンレスで活躍するのが、シルク&カシミアの大判スカーフです(写真:luigipetro/PIXTA)
体型も体調も変化する中年期、新しい服を買って髪やメイクをアップデートすることも大事だけど、一番は自分と向き合って優しく触ること。
「おしゃれは時にゆっくりペースでいい」と話す気鋭のファッションエディター大草直子さんの『見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる』より、大人のTIPSを紹介します。

トレンチコートは「実用の美」で選んで

フライトジャケットやPコート、トレンチコートなど、ミリタリー由来のものは数多くあれど、女性が着るにあたり、素材やシルエット、ディテールがデフォルメされているものが多い。

もちろん、その面白さもあるのですが、多くを変えず、実用の美を踏襲したほうが絶対に素敵なアイテムが、トレンチコート。

トレンチコートは、英国軍の雨具がオリジン。行軍する兵士たちが雨に濡れないように発明されたアイテムです。

撥水加工がされたギャバジン素材を使用し、戦時中の実用を備えたディテールが今なお残るデザインが良い。例えば、銃を発砲したときの衝撃を和らげるためのガンフラップや、水筒などが滑り落ちるのを防ぐため、そして倒れた仲間を引き起こすための肩章など。

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