「大人ジュエリー」いつもの印象変える小さな工夫 お手本はミラノのマダムの「思い切りの良さ」

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ジュエリー リング
ジュエリーのコーディネート、いろんなジュエリーを「万遍なく」つけていませんか?(写真:iordani/PIXTA)
体型も体調も変化する中年期、新しい服を買って髪やメイクをアップデートすることも大事だけど、一番は自分と向き合って優しく触ること。
「おしゃれは時にゆっくりペースでいい」と話す気鋭のファッションエディター大草直子さんの『見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる』より、大人のTIPSを紹介します。

「万遍なく」つけている人が多い

目の前の人を見たときに、最初に視線をおかずにはいられない。何度も見てしまう。そんなパーツを、私はアイキャッチと呼んでいます。

注目を強くグリップし、離さない。あとでその人を思い出すときも、うっすらとしたイメージではなく、はっきりと輪郭が見える。意外とそれは、1カ所に集められたジュエリーのコーディネートだったりします。

ただし、まだまだ小さなジュエリーを「万遍なく」つけている人がほとんど。耳たぶにぴたりとつく小さな石のピアスに、45cmのささやかなネックレス。華奢な時計に、リングはせいぜい2つ。

そして、この組み合わせは、どんなスケジュールでも変わらず、まるで、毎日惰性でつける口紅のように、自分自身も何の関心も示さなくなっているのではないでしょうか? 

自分が飽きている、ということは、他人へのメッセージ性は皆無、ということ。

【イラストで紹介(2枚)】大人ジュエリーに必要なテクニックとは?
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