ANA、世界初のB787営業フライトが無事完了 航空券のオークション最高落札額は262万円

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 787を使った定期便では、11月1日に羽田と岡山、広島間を結ぶ国内線が、12月21日からは成田−フランクフルト便の就航が決まっている。今2012年3月期中に9機、来13年3月期に11機で合計20機が導入される計画で、海外長距離線を中心に今後、新規路線が次々と具体化していく見通しだ。

実際に搭乗してみると、最新の電子カーテンなどの機内のアメニティ、虹色にライトアップする楽しさだけでなく、客室内の気圧が下がりすぎないために肌のむくみがないといった点での快適さは実感できた。

日本製の炭素繊維コンポジットを活用したり、最新エンジンを搭載したことで、787の燃費は在来機比20%改善しており、従来は大型機でないと無理だった長距離路線が中型機でも就航できるなど、柔軟な運航ネットワーク作りに貢献できるとANAは期待している。

 


■虹色のライトアップ

 

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(野村 明弘 =東洋経済オンライン)

野村 明弘 東洋経済 解説部コラムニスト

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のむら あきひろ / Akihiro Nomura

編集局解説部長。日本経済や財政・年金・社会保障、金融政策を中心に担当。業界担当記者としては、通信・ITや自動車、金融などの担当を歴任。経済学や道徳哲学の勉強が好きで、イギリスのケンブリッジ経済学派を中心に古典を読みあさってきた。『週刊東洋経済』編集部時代には「行動経済学」「不確実性の経済学」「ピケティ完全理解」などの特集を執筆した。

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