「申込は7日で100人」なのに彼女が成婚できない訳 「1つひとつがトラウマ」と話すその理由とは?

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婚活での嫌な思いをどんどん沈殿させていけば、心身が疲弊して、新しいお見合いをするのが憂うつになってくる。

交際終了になった時点で、嫌な思いはそこに置いてくる。“過去のこと”と断ち切って、新しい出会いに向かうようにすると、婚活疲れを起こしにくくなる。

また、仲人として現場に関わっていると、婚活疲れを起こすのは、男性よりも女性のほうが圧倒的に多い気がする。男性が婚活をやめるときというのは、“婚活に疲れた”というよりも、結婚をあきらめた、結婚することに魅力を感じなくなったときではないか。

女性に婚活疲れが多い理由

では、なぜ男性よりも女性が婚活疲れを起こしやすいのか。それは、結婚に対する考え方が男女では違うからだろう。

女性は、お見合いから交際に入り、結婚に向かう過程で気持ちや感情を大切にする。自分を理解してくれた人、自分が好きになった人と結婚をしたいと思っているので、デートをしながらも常に、“自分は本当にこの人が好きか”“この人と結婚できるか”と、自分の気持ちを確かめながら、前に進もうとする。

なので、嫌な感情を相手から受けると、それをいつまでも忘れることができない。

また、誰とでもいいから結婚したいわけではなく、自分が好きになった相手と結婚をしたいと思っているから、そうした相手が現れないと、だんだんと婚活に疲れていく。

対して、男性は、結婚という形を手に入れるにはどうしたらいいか、結果にこだわった活動をする人が多い。

婚活サイトに登録した当初は、きれいな女性にばかり目がいき、そこに手当たり次第お申し込みをかけるのだが、総スカンをくらうと、自分が受けてもらえそうな相手へと、条件をどんどん広げてシフトしていく。

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そうして、お見合いを繰り返し、最終的には、結婚という目的を達成するために、自分と結婚をしてくれる女性を選ぶ傾向にある。

“婚活疲れた”と感じたときには、過去の嫌な感情を一旦切り捨てることを考えてみてほしい。疲れたと感じたときは、一旦婚活を休むことも大切なのだが、出会わなければ結婚はないので、負の感情をうまく切り捨てる術を身につけるといいのではないか。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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