「完璧な年下妻」と結ばれた彼が別れを選んだ理由 2つの離婚例で見る「夫婦にとって大切なもの」

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婚活を始めた男性2人の離婚事情から「結婚」について考えてみます(写真:kapinon/PIXTA)
最近は、再婚を希望し、婚活をスタートさせる人も増えている。
先日面談にきた2人の男性もバツイチ。離婚の理由だが、1人は家事を完璧にこなそうとする妻に息苦しくなった。もう1人は、子どもの教育には熱心だが、家事を手抜きする妻に不満がつのり、妻を愛せなくなった。
仲人をしながら婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、婚活事情をさまざまなテーマ別に考えていく連載。今回は、2人の男性が離婚した理由を掘り下げながら、結婚生活にとって何が大切なのかを考えたい。

疲れていても完璧でいたい

しずお(45歳、仮名)は、40歳のときにある結婚相談所に登録をし、2つ下のまりこ(仮名)と結婚したが、結婚生活は4年で終焉した。その理由がこうだった。

「元妻は、とても責任感が強い完璧主義者でした。家事や仕事を誰よりもきちんとするタイプ。会社での評価も高く、役職にもついていました。当時僕は、結婚したら子どもを授かることを望んでいたので、しっかり者の彼女なら、きっといいお母さんになるだろうと思っていたんです」

ところが、一緒に生活を始めてみると、完璧主義の彼女の性格が、だんだんと息苦しく感じるようになっていった。

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