「申込は7日で100人」なのに彼女が成婚できない訳 「1つひとつがトラウマ」と話すその理由とは?

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なぜ婚活疲れを起こすのか。

婚活がうまくいかなければ、婚活疲れを起こすのは多くの人が経験していると思う。ただそんななかで、3人とお見合いをして婚活疲れを起こす人もいれば、10人、20人とのお見合いあとに疲れる人もいる。

しかし、かつて筆者の相談所には「婚活アプリで200人の男性にお会いしたけれど、いい人がいなかったので、今度は結婚相談所で婚活をしたいです。相談所の人のほうが結婚への真剣度が高いと思うから」と、入会してきたさおり(39歳、仮名)がいた。

200人と会っても婚活疲れを起こさずに、活動の場をアプリから結婚相談所に移して、婚活をしようとしている。この違いはなんなのか?

それは、“気持ちの切り替えができるかどうか”にあるのだろう。

「会話が続かない、1時間経つのがとても苦痛なお見合いをした」「おしゃべりな男性で自分のことばかりを話し、私の話は聞いてくれなかった」「コミュ力の高い素敵な男性だと思っていたら、やたらと体に触れてきて、気持ち悪かった」

あつこは、その負の感情をずっと持ち続けている。しかし、さおりは「次に会う人と結婚できるかもしれない」と、果敢に新しい出会いを繰り返していく。

婚活にとって大切なことは?

婚活にとって大切なこと。それは、負の感情は切り捨てることだ。

結婚相談所のお見合いでは、お見合いの席での連絡先の交換はしない。不成立になったら、連絡先も聞かないまま、もう二度と会うことはなくなる。

交際になれば、電話番号やLINEなどの連絡先を交換するのだが、交際終了になると電話番号は着信拒否をして削除、LINEはブロックをして削除をするのが決まりとなっている。

ということは、交際を辞退した相手、交際を終了した相手とは、もう連絡を取り合うことも、会うことはないのだ。もしも街で偶然に出くわしたとしても、そこであいさつをしたり、言葉を交わしたりすることもないだろう。またその偶然は、極めて確率が低い。

つまりは、もう自分の人生には何の関係もない相手なのだ。

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