ゼンショー「すき家」で強盗多発、安売り競争の“シワ寄せ”

ゼンショー「すき家」で強盗多発、安売り競争の“シワ寄せ”

牛丼チェーン「すき家」での強盗多発を理由に、警察庁から異例の防犯体制強化の要請を受けたゼンショーホールディングス。10月13日、全店舗で深夜も2人の営業体制に切り替える対策を発表した。2012年3月までに実施する。

警察庁によると、昨年すき家、吉野家、松屋の牛丼チェーン3社で起きた強盗68件のうち、9割近くがすき家で発生。今年はさらに悪化し、9月末時点で71件中、63件がすき家で起きた。一つの店舗が二度襲われたケースもある。

ゼンショーに対し、警察側も再三注意を促してきた。会社側は「防犯カメラの全店導入や防犯訓練などの対策を実施してきた」と説明する。が、目立った改善が見られなかったため、今回ゼンショー幹部を呼び出して要請するに至った格好だ。

すき家が狙われやすい理由として警察庁は、夜間勤務が通常1人であることや、店内に多額の現金が置いてあることを挙げている。

とりわけ夜間の1人勤務についてはこれまでも指摘がなされてきた。吉野家や松屋がアルバイトの休息や安全上の問題から、「夜間の1人勤務はありえない」としているのに対し、すき家は約1700店舗のうち、少なくとも半分以上の店舗で夜間の1人勤務体制を敷いている。

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