同じ男性に「3度プロポーズさせた」女性の言い分 100万円の婚約指輪を差し出されてもムリ

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女性があれこれリードすると、男性によっては「うるさいな」と嫌がって逃げてしまう人もいますが、優樹さんは優樹さんで、奈緒さんがお母さんのようにリードしてくれることを心地よく感じていました。そして3回目のプロポーズを約束しました。

女性がプロポーズにこだわるワケ

奈緒さんがプロポーズにこだわった背景の1つに、結婚相談所の場合は「告白」がないことがあります。相談所の多くのカップルは「好きです」と互いの気持ちを確かめあわないまま、プロポーズまで進みます。最後のプロポーズがいわゆる告白にあたるわけです。ですからプロポーズを重視する傾向があります。

また、プロポーズは婚活をしている男女にとっての「夢」でもあります。プロポーズ、エンゲージリング、結婚式。この3つに憧れて婚活を続けてきた。令和の今の時代でも、理想通りのプロポーズをしてほしい(したい)という希望を抱いている人は少なくありません。

プロポーズは、婚活の集大成であり、お互いにとっての“卒業試験”でもあるのです。逆に言えば、それまで順調でも、プロポーズがそれぞれの希望に合わないと破談になるケースも多くあります。

ですから、結婚相談所では、内々で男女それぞれが希望するプロポーズのシチュエーションをあらかじめ詳しく教えてもらいます。具体的には、真剣交際に入った段階で男性側・女性側それぞれのアドバイザーが「ご希望のプロポーズのシチュエーションをお教えください」と希望を聞き出します。海が見えるところ、東京タワーが見えるところ、おしゃれなレストラン、夜景を見ながら⋯⋯など、こだわりはさまざま。それをできる限り叶えようとするのです。

水中でプロポーズしてほしいという女性もいました。彼女の趣味はダイビング。しかし、男性はダイビング未経験者のため「怖いから無理」と断られてしまいました。「フラッシュモブで大勢の人に祝福してもらいながらプロポーズされたい」という女性も。

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