「1000人規模を上手に管理する」たった1つのコツ 多すぎるのならば直接見る数を減らしてみよう

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最近は、組織は極力フラットにすべきだという声もありますが、人数が7人以上のチームはピラミッド型にしなければ、リーダー1人の負荷が大きすぎていずれ回らなくなります。

ちなみに、「人事は経営陣や人事部の仕事で、リーダーが勝手にチーム内の階層構造をつくることなどできないのでは?」と思うかもしれません。しかし、これは大きな勘違いでしょう。

チームを任されたリーダーには、チームを機能させるために誰をサブリーダーにするか、また誰に何を任せるかを決める権限があるはずです。

8人以上のチームではサブリーダーを立てる

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仮に会社側がそれを認めないのであれば、説得して認めさせるのもリーダーの仕事だと思います。

どうしても思うようにできない場合には、リーダーになることを断るか、それができない場合には、自分は名目上のリーダーにすぎない、と割り切って対応するしかないでしょう。

チームの規模が大きいときには、メンバー全員をリーダーが1人で見ることは難しいため、8人以上のチームではサブリーダーを立てること。それを原則とすることをお勧めします。

五十嵐 剛 株式会社リーダーズクリエイティブラボ 代表、いきいきチーム創り仕掛け人

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いがらし つよし / Tsuyoshi Igarashi

長野県東御市出身。大学卒業後、長野市にあるNECのグループ会社に就職。いくつかの製造業ユーザーを担当後、NEC本社に逆出向。2007年には日本の総人口の2割相当が利用する某公共機関の大規模システムの改変を担当。当時の小泉総理にも直接、システムの紹介をする。2001年、2009年、2015年、2016年に社長賞を受賞。2023年にNECを定年退職、株式会社リーダーズクリエイティブラボの代表取締役CEOに就任。チームを自律に導くリーダーの育成や、結果を出すチームビルディングについて支援している。

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