「在宅から出社へ」、社員を呼び戻す「アート」の力 新世代に選ばれるアートなオフィス環境とは?

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ウォールアート
ウォールアートは、オフィスの壁面いっぱいにアートを施す形態のものを指す。オフィスアートでもよく使われる手法だ。Okta Japanのオフィスアート製作風景より(写真:TokyoDex提供)

「TokyoDexは、東京を拠点とするアートエージェンシーです。私自身が多摩美術大学の大学院を卒業したアーティストであり、アート方面の人脈が豊富なことから、アーティストと企業をつなげる仕事を始めました。

我々TokyoDexの事業の柱のひとつが、ウォールアートの製作を通じてオフィスを彩る、オフィスアートの分野なのです」(ダニエルさん 以下の発言全て)

「オフィスアート」とひとくちに言っても、その質や規模はさまざまだ。今回はTokyoDexがキュレーションを手掛けた事例から、東京のオフィス環境の現在を覗いてみよう。

ポップなアートに彩られたグリーの社内

ネオンが輝き、ポップなアートに彩られたオフィスは、先にも紹介したグリーの六本木本社だ。

ゲームやメタバース事業などを手掛ける同社の本社は、2022年3月に移転した。コロナ禍において、セミナーや会議の多くがオンラインに移行したことを受けて、来客のためのスペースを圧縮し、社員のための空間を充実させたのだ。

チームビルディングエリア
「イーストウェスト・ウェアハウス」がテーマのチームビルディングエリア。コミュニケーションやイベントを通して従業員同士が交流できる場(写真:TokyoDex提供)

新オフィスは占有する7フロアを「イーストウェスト・ウェアハウス」「マンガ・ミューテーション」「レファインド・アーバン・スタイル」など、異なったテーマで作り込んだ空間となっている。

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