もしくはチノパンをスラックスに変えることでも、同様の効果を得られます。いずれの工夫も「ドレス感を高める」もので、社内の服装規定では伝えづらい領域。だからこそ「襟があるポロシャツはOK、襟がないTシャツはNG」という情報は規定にお任せし、各アイテムにおける「組み合わせの違和感」を明らかにしましょう。
屋外とオフィスで温度差がある夏のオフィスカジュアルは、着脱可能なサマーアウターのコーディネートが主流です。なかでもTシャツに合わせたサマージャケット姿をよく見かけませんか。
これまでITやスタートアップ界隈で見かけてきた恰好も、オフィスカジュアルの浸透とともに、業界を問わず増えてきました。ただ同時に、ジャケットを脱いだTシャツ状態ではカジュアルすぎる、という懸念をお持ちの方もいらっしゃるのでは。
Tシャツ一枚でも「オフィス映え」する工夫
服装規定の作成をお手伝いするとき、まさにこの問題を理由に「TシャツNG」を決定される企業もありますし、業界によっては「Tシャツも許容する」けれども、カジュアルすぎないテコ入れを、研修内容に盛り込むケースもあります。
たとえばサマージャケットのフォルム次第では、合わせるTシャツがジャストシルエットになってしまうこともあるでしょう。このケースでは、ジャケットを脱いだ途端に、白Tシャツが「下着っぽくなってしまう」リスクもあるのです。もちろん、その印象を回避するべく「厚みの生地感」や「ダークカラーT」を選ばれる方も多いのですが、年齢によっては、それでも問題の解消に至るとは限りません。
そこで最大公約数的な解決策として、「ニットTシャツ」をおすすめしています。コットンで編んだサマーセーター生地の質感は、1枚であっても大人っぽくオフィス映えしやすいですし、最近では洗濯ネットで洗えるタイプも増えているため手入れもラク。
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