1年で「何本ボールペン売れるのか」計算してみた 入社試験でも出るフェルミ推定を解いてみた
地頭を試すような問題が数多く出題される、一流企業の入社試験。どうやって攻略すればいいのでしょうか。『一流企業の入社試験』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、具体例とともに解説します。
入社試験でよく出題される「フェルミ推定」。実際に解いてみたことはありますか? 「名前くらいは聞いたことあるけど……」という方が多いのではないかと思います。
入社試験でよく出されるフェルミ推定
フェルミ推定とは、調査が難しい数量や規模の「おおよその数値」を導き出すものです。自分の体験や感覚、知っている数字をもとに、その場でどれだけ論理的に考えて答えを出せるのかが求められます。
実際の入社試験では、こんな問題が出題されています。
・現在のEV普及率を推定せよ
(IT企業)
・2020年度のアルコール除菌関連の売上高を推定せよ
(外資系総合コンサル)
・ある居酒屋の一日の売り上げを推定せよ
(戦略系コンサル)
(IT企業)
・2020年度のアルコール除菌関連の売上高を推定せよ
(外資系総合コンサル)
・ある居酒屋の一日の売り上げを推定せよ
(戦略系コンサル)
さて、今からみなさんにもフェルミ推定を体験してもらいましょう。今回のテーマは「ボールペンの市場規模」です。デジタル化が進んだ現代ですが、ボールペンは1年間でどれくらい売れているのでしょうか?
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