長い間、真面目に努力を積み上げてきた人が、やっとゆっくりできると思った晩年にうつ病になり、毎日鬱々と苦しみながら人生を終える。これでは生き地獄です。
晩年の日々を楽しく過ごせるかどうかは、今から思考法や生活様式を変えて、うつ病をいかに防ぐかにかかっていると言っても過言ではありません。
「人は何歳からでも変われます」
でも、こういう話をすると、決まって「そんなの自分には無理です」と言う人がいます。自分自身を変えることなんてできないと思い込んでいるのです。
いえ、人は誰でも、何歳からでも変われます。
私は医師の仕事をしながら、夢だった映画制作を47歳から始めました。当然、お金もかかりますし、気苦労もたくさんあります。今も64歳という年齢で人に頭を下げなければいけない局面も多々あります。それでいて、まだまだ自分の思い通りになっているとは言えません。
それでもストレスはまったく感じていませんし、何よりも大きなやりがいと手応えを得て、毎日ワクワクしながら過ごしています。
残りの人生を苦しみながら、毎日を耐え忍んで過ごすのか。それとも、今からやりたかったことに挑戦して、これから先の人生を自分らしく、楽しく過ごすのか。
それを決めるのは、あなた自身です。
もしも「最近、うつっぽいかも」「しんどいな」と感じているなら、逆にそれは変革期のサインでありチャンスであるとも言えます。これまでの思考法や生活様式では無理がきかなくなってきた、そろそろ違うやり方を考えたほうがいいよ、という体からのシグナルなのです。
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