「リポビタンD炎上」背後に"男らしさ"の負の遺産 "女人禁制"からの急な方向転換が原因か【前編】

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栄養ドリンク
今年4月には、第一三共ヘルスケアが「リゲイン」の主力商品の出荷を終了。バブル期には流行語を生むほどの影響力があった栄養ドリンクは、衰退の一途をたどっている(筆者撮影)
50mlのこのタイプがなくなった。そもそも「リゲイン」を見つけることが、それなりに難しくなっている(画像:第一三共ヘルスケアHPより)
エナドリ
エナドリは、ビジュアルから洗練されているのだ(筆者撮影)
エナドリの写真
なお、こちらは筆者が以前、愛飲していた「ZONe」。コスパがよく、レッドブルが250mlのロング缶で300円近くするのに対し、ZONeは200円で500mlも飲めたわけだが、「お得感」から栄養ドリンクよりエナドリを選ぶ人は少なくないのではないか(筆者撮影)
リポビタンD
なお、男性タレントバージョンはこんな感じ。女性よりもフワッとした表現かもしれない(編集部撮影)
リポビタンDの販売推移
こちらはリポビタンDの販売推移。コロナ後、じわりと戻しているが、昔と比べると勢いの低下は明らかだ(編集部作成)
千駄木 雄大 編集者/ライター

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せんだぎ・ゆうだい / Yudai Sendagi

編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。奨学金、ジャズのほか、アルコール依存症に苦しんだ経験をもとにストロング系飲料についても執筆活動中。奨学金では識者として、「Abema Prime」に出演。編集者としては「驚異の陳列室『書肆ゲンシシャ』の奇妙なコレクション」(webムー)なども手掛ける。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)。原作に『奨学金借りたら人生こうなる!?~なぜか奨学生が集まるミナミ荘~』がある。毎月、南阿佐ヶ谷トーキングボックスにて「ライターとして食っていくための会議」を開催中。

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