「子どもから信頼される親」がしている話の聞き方 能動的な聞き方ならば子どもは心を開きやすい

見えているようで見えていない「親の目」
親業の第一歩は、子どもの「行動」を客観的に観察することから始まります。この場合の「行動」とは、「目で見える、耳で聞こえる」ことのすべてです。簡単なようですが、実はこの段階でつまずいてしまっている親が多いものです。
例えば「うちの子はなまけ者だ」と口にするお母さんはたくさんいます。そういうお母さんは、何かにつけて「また、あの子はなまけている」と感じてしまいます。
しかしその時、ひと呼吸おいて、自分が実際に何を見ているのか、何を聞いているのかを確認してみましょう。見えるのは、ただ子どもがソファに座ってテレビを観ている姿であり、部屋で寝転がって音楽を聴いている姿です。