そこで現状維持を選ぶか、チャレンジを試みるかは、本人の捉え方次第です。
カウンセリングをする中で、「今までうまくいかなかったから、きっとこれからもダメだ」といって挑戦を諦める人もいれば、反対に今までの経験を糧にして、起業や独立、転職、Uターン、Iターンなど思い切って人生のステップアップを試みる人もたくさん見てきました。
「歳を重ねたからこそ、メリットがある」と考えてみよう
特に転職について、「年齢による選択肢は限られる」と感じているということは、「加齢=老化」と思われている節があります。
「年齢が上がることで、自由が奪われる」とネガティブに捉えている証拠です。
こうした価値観を持ち続けていると、今から年齢を重ねていくたびにマイナス思考を生み、何を決断するにも自分が苦しくなります。
そうではなくて、「歳を取ることはメリット」と捉えられると、知識や知恵、経験のすべてを武器にしようと視点が変わります。このように視点を変えることができれば、仕事はもちろん、人生がうまく回り出すでしょう。
40代を目前に、どの方向に進みたいかを悩むタイミングで、「キャリアの棚卸し」をしてみるのも1つの方法です。
先の目標を定めるにしても「現在地」がわかっていなければ、適切な目標設定ができません。地図がなければ、目的地にたどり着けないのと一緒です。
「自分はこれまで何ができるようになったのか」
「何をしているときが一番楽しいか」
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