小学校でプログラミングが必修化する納得の理由 「AI・データサイエンス」は現代の新常識である
リスキリングを推進するプラットフォームとして、「学び続けよう、未来のために。」をコンセプトに、Googleの日本法人や国・地方自治体など49団体によって、2022年6月に設立された「日本リスキリングコンソーシアム」も忘れてはならない存在です。
このプラットフォームでは、GoogleやMicrosoft、Yahoo!など、60以上の企業・団体が提供するトレーニングプログラムがまとめられており、AIやクラウドといったIT関連を中心に、クリエイティブやデザイン、テレワーク・働き方改革など幅広いテーマについて、豊富な無料プログラムで学ぶことができるようになっています。
最後に紹介するのは総務省統計局が開設した「データサイエンス・スクール(統計力向上サイト)」です。同サイトは、「データサイエンス」や「統計」に関する学びのプラットフォームであり、「統計学の基礎」から「プレゼンテーションで使えるグラフの作り方」など、データサイエンス領域の様々な知識を学ぶことができるようになっています。
その中でも、無料で学べるオンライン講座である、「社会人のためのデータサイエンス入門」や「社会人のためのデータサイエンス演習」は、統計学の基礎やデータの見方など、データ分析の基本的な知識を学べる講座となっています。慶応義塾大学の教授でありZホールディングスなどの日本を代表する企業のAI戦略をも担う安宅和人氏など、トップデータサイエンティストから直接データサイエンスを学ぶことができる機会が提供されています。
誰にでも学ぶ機会は開かれている
AIとデータサイエンスの知見を深め、技術の進歩をビジネスに落とし込むことができる。このようなスキルを持つ方々が増えることで、企業はDXを実現し、AI・デジタル時代においても競争力を維持・拡大することが可能となるでしょう。日本企業におけるAI活用の広まりとDXの実現は、国としての競争力を高め、持続可能な成長を達成するうえでも極めて重要な要素となるのです。
そして、その主役となるのが、AI・データサイエンスを学んでいる将来世代と、これから学ぼうと考えている方々です。幸いにして、学ぶ機会は手軽に、そして誰にでも開かれています。これからの時代を生き抜くために、新たな「読み・書き・そろばん」として、AIやデータサイエンスの知識をぜひ身につけてください。
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