会話で「知らない」と決して返してはいけない理由 まずは「面白そう」と繋ぎ、相手に教えてもらおう
相手が接点を求めてきたことに「知らない」と言うのは、握手をしようと差し出された手を振り払ってしまう行為と同じです。もしくは、そこから逃げてしまっている状態です。
欧米のルールであれば、手を差し出されたら握手をします。それが相手との信頼関係をつくる、コミュニケーションの大事な基本です。大事な国際会議など、首脳同士は必ず握手をしていますよね。その場で握手を拒否したら、一体どうなるかを想像してみてください。
「知らない」と言い放つのは、その大事なところを平気で振り払っているように見えるのです。「知らない、興味ない」という無関心は暴力的なのです。
知らない話題を振られたらスマホの出番
せめて、「知らなかったですけど、面白そうですね」と関心を示したいものです。知らない話題を振られたら、そんなときこそ、スマホの出番です。
「それはどんなものですか? ちょっと調べてみますね」とスマホを取り出すのです。
たとえば、あまり詳しくない野球の話題を振られたとしたら、
「野球ってそんなに面白いんですか」
「どちらのファンなんですか?」
「好きな選手はいますか?」
などと聞いて、
「ちょっとスマホで見てみますね」と、その選手について検索してみます。
そして、
「へえ、こんなことが得意な選手なんですね」
「こんな記録を出しているんですね」
と自分で情報を得ながら話をつなぐことができます。相手も自分に合わせてくれたと感じ、悪い気はしないでしょう。コミュニケーションが苦手そうな相手で、それ以外にネタがない、というときも、活用しやすい方法です。
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